竹は70年から120年に1度、
花を咲かせるという。

花が咲くと、、、
根で繋がった全ての竹が枯れる果てる。

花の咲いたあと、いっせいに枯れ果ててしまうことから、
竹の花が咲くのは不吉な事の前兆などと言い伝えられて来た。



竹林は山の土や水分を蓄える役割が強い。
枯れてしまえば、土砂崩れや、山そのものにまで影響を与える。

これが、「不吉」と言われる由縁。



そんな、、、

もと光る竹なむ一筋ありける



「われ朝ごと夕ごとに見る竹の中におはするにて、知りぬ。
　子となりたまふべき人なめり。」

うつくしきこと限りなし。



この子を見つけてのちに竹取るに、
節を隔ててよごに金ある竹を見つくること重なりぬ。



千年花より、

咲いて誇る万年花。