『虐めてください。。。』


囁きで、、、



掌で、、、



縄で、、、



もどかしさで、、、



晒されて、、、



逝きつづける。
恥ずかしげもなく。



指に絡めた縄を外した。

自ら指でまさぐる。



何度も何度も逝き続ける。
はしたなく。

頑張ってばかりいないで、

我慢ばかりしてないで、


甘えてもいいんだぞ。



泣いてもいいんだぞ。



求めてもいいんだぞ。



そう、、、

女になってもいいんだぞ。



お前は、、、

いい女なんだから。

遠い国の娘。

電車に長々と揺られて、互いの間の街で会った。

初めて会った時にかけておいた魔法が、
まだ通じるか。

脚と、



手首だけで確認してみる。



大丈夫。
魔法はまだ効いている。



少しの縄の感触だけで、、、

達する。



さ、、、
体じゅう貪ってやるよ。



艶めかしくうねる裸体を眺めて、

飲む酒は旨い。



縄酔い？



そんなもの、感じさせる余裕など、



与えるつもりはない。



さあ、



もっと喘いでみろ。



もっと、、、



悶えてみろ。



縄が笑みを浮かべながら、
もっと深くに侵略していくから。



とどめを刺す？



飛び散る愛液の音と、絶叫。



躰じゅうの痙攀が収まる頃、、、



娘は知る。



己の躰が、



縄に支配されていることを。



自らの肌が自らのものでないこと。



自らの性器が勝手に泣き叫んでいること。



縄に、、、

犯され続けていること。



子宮に叩き込まれた縄の香、音、、、
忘れることができないこと。

普段は自分に鎧を纏っている。

そんな鎧を、、、
無理に壊す必要はない。

ただし、、、

一時の夢だけに済ませておくつもりもない。


そんな時は、、、

鎧を、上から染める。



少しの縄でいい。



染めた色は、、、



拭って元の鎧に戻す。



そして、、、

また染める色は、
素の色？
それとも、私の色？

死んだように眠っていた。

遅めの朝食の後、
帰路につくまでの時間。


昨夜が夢でなかったことを、



思い知らせる。



陽の光が燦々と差し込む明るい部屋でも、



深い縄の海の底へと堕ちていける。



己に流れるＭの血を、



呪うのではなく、



縄だけで逝ける躰を、



どうか愛おしんでくれ。


また、、、
会おうな。