天国への



階段へと



導く赤い縄



扉を開く。。。



そこは逝き地獄。

縄の香り。。。




それだけで、疼きだす体。

視界を遮断された分、
体じゅうの門戸が開かれていく。



つま先から這い上がっていく縄。



支配されていく心と体。。。



滑らかな曲線に赤い記し。

感じるのは痛みではなく、手のぬくもり。



見られているだけで、
耳元で囁くだけで、
逝き果てるようになった体。

蝋の熱さが後押しをする。



理性も恥じらいも捨てた己に、、、
むしろ酔いしれていた。


まだ欲しいか？

名古屋、「愛縄会」

今回も多くの縄好きな方々が集まった。

久しぶりの名古屋の姫たちとの再会。

初参加の２０代の二人組みを縛った後、

約束をしていた娘と。。。


思い出させる。

縄の音と、、、



香りと、、、



肌に這っていく、、、



縄の感触を。



剥き出しになった尻は、女の曲線そのもの。



思い出させる。

手の感触も、、、



熱い雫も。



赤く染まった長い脚に、更なる赤い軌跡。



早く大きな鼓動を伝えるだけで達する。



思い出させる。

逆流する血潮と、鞭の裂く音を。



思い出させる。



縄を纏っている限り、、、



達し続けることを。


次回開催は９月。

また会おう。

水の色に、



溶けていった君は、



人魚に、、、



なった。

風呂敷の紐を解く。

縄の微かな香りが部屋を包む。

娘は目を閉じ、静かに縄を待つ。



麻縄からこぼれる微塵な繊維の一本まで、
その肌で受け止めればいい。



縄が這った瞬間から、、、

静かだった娘は、「女」に豹変していった。



女の曲線がうごめきだす。



自由の利かないもどかしさは、
すぐに己の快楽に変わっていく。



もっと縄が欲しいと、、、
恥ずかしさも忘れ内腿を摩る娘。



艶かしい曲線は更に滑らかさを増していった。。。



部屋に響く沢の音と、、、
喘ぎ声。



縄無しでは生きていけないと悟った娘は、、、



鮮やかに、



艶やかに、、、



色づいていった。



夢でも縄で抱かれているのだろう。



帰路の途中で立ち寄った滝。


マイナスイオンと、
温泉と、
縄を浴びた体は、
更に娘を眩しくさせていた。